4月7日から、全国の多くの小学校の新学期がスタートしました。
春休み、のんびりと過ごしていた子どもたちも、生き生きした表情で登校してきます。
同じくらいの休み期間なのに、冬休み明けとは異なり、期待感のようなものがうかがえ、やる気に満ちた感じがいいですね。春は。
「先生が教える小学校と勉強:子育てプロママ養成講座」の風路でございます。
始業式と同時にこの日に行われるのが、入学式。
一昔前は、「お母さんに手を引かれ。」と、いう感じで、一緒においでになるのは、ママ1人のケースが多かったのですが、最近は、ママ・パパのペアでみえられるご家庭が多いですね。
学校の方でも、入学式には、新入児の数の2倍の保護者席を用意致します。
で、ほとんどのおうちで、パパは撮影班。
ぞっくりそろった専用カメラマンが、見事なまでに一斉にカメラを向けるんですね。お子さんの方に。
初めてお子さんを学校にあげるママ・パパは、けっこう緊張の面持ち。お子さんよりも。
そして当然のことながら、お若い!(方が多い!)
さて、入学直後は、なにかと不安も一杯のことと思います。
これまで、どのような育て方をしてきたのか、見えてくるのはこれから。
幼稚園の時に、なんでもかんでもやってあげていると、お子さんは自分では何にもできなくなっているので、しばらくの間たいへんです。
「ママ、水~!」と言ったときに、さっと水を出すママに育てられた子と、「ママ、のどが渇いたので水をちょうだい。」と言わせ、言葉の先取りはしないで育てられた子でも違ってきます。
幼稚園バッグの中身をそろえるのも親がやり、幼稚園からのお便りも親が取り出していたりすると、子どもは自分で何もできなくなってしまいます。
先生の指示を聞いて自分で行動しなくてはならない環境に放り込まれたときに、自分のことは自分でやる習慣が身についていると、すぐに適応できるんですね。
(うちの子、ちゃんとやっていけるかしら?)と思ったら、これまでのやり方を振り返ってみて、改善していきましょうね。
こんなことも、参考にしてみてはいかがでしょうか。