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自己肯定感と子どものやる気

10月に入り、週末になると台風が接近し、週明けは臨時休校になるという困ったパターンが続いておりましたが、ようやく穏やかな週末でした。

 

皆様のお住まいの地域は、いかがでしたでしょうか。

 

「先生が教える小学校と勉強」の風路でございます。

さて、本日は、「自己肯定感」というものについてちょっとお伝えしてみようと思います。
この言葉、近年教育関係者の間では、よく使われるようになりましたが、皆様もお耳にしたことがあるのではないかと思います。

 

 「自己肯定感」というのは、「自分は大丈夫」と思える感覚です。

 

自分として生きることへの自信です。

 

 「自分には価値がある」、「自分はここにいるべき人間だ」というように自分を肯定する気持ちなんですね。

 

 自分を好きだと思える感情でもあります。

 

 たとえ何かができなかったとしても、何かに失敗してしまっても、自分を好きでいられる感情、それが自己肯定感だと言えます。
子どものやる気を高めたいと思ったら、この自己肯定感を高めること(自分を好きだな。と、思える子どもに育てること)が、とても重要になってくるんです。

私たちは、その人生を生きていくときに、常にいいことばかりということはありませんよね。

 

いろいろなことが起こります。

 

もちろん素晴らしいこともありますが、辛くて悲しくて絶望感満載ってことも起こります。

 

端から見ると、いいことばっかり!みたいな人だって、いろいろな悩みはあるものです。
そういったどんなときにも、私たちを支えてくれるのが、自己肯定感なんですね。

 

自分は自分でいいと思える気持ち、もうしばらく耐えてがんばってみよう。そうすればきっといいときが来るさ。と、自分と自然の流れを信じる力、そういったものです。

 

子どもたちのやる気というものを考える時に、私たちは、その子どもの中に、自己肯定感を育てることを意識することがとっても大切になって来ます。

 

それは、子どもたち自身が、自分には価値があると思えなければ、やる気は湧いてこない。

そういうことです。

では、どうやったら子どもの自己肯定感は育つのでしょう。

 

これを育てる基本は、親御さんの態度に大きく関係してきます。

 

 親が、子どものすべて(よいも悪いも)をよしとして受け入れ愛したときに子どもの自己肯定感は育っていくものようです。
参 考

 

 <テストの点数が悪かったら。>

 

 <あなたのことが、大好きなのよ!>