4月も、そろそろ一週間が過ぎ、いよいよ新学期が始まります。
「まだまだ、あるある。」と、「春休み あるある大事典」をやっていた皆様は、新学期の準備、新幹線でいってくださいね。
「先生が教える小学校と勉強:小学生子育てプロママ養成講座」の風路でございます。
つい先日、入学式のための飾り付けの手伝いに、心強い「新6年生毛筆の達人チーム」が数人、書道セットと糊やハサミをひっさげて学校の方へ来てくれました。
「ところでみんな、新学期の準備は?」
「バッチリですよ。」
「私は、まだこれから。あ、でも、理科と社会は終わって、算数と国語はもう少し。」
べつに宿題として課題を出したわけではないのですが・・・。
6年生になると、新学期になったとたん、全国学力テストが行われます。
2週間もぼーっとしていたらエンジン全快まで時間がかかり、「これって、何だっけ?どうやるんだっけ?」になりかねません。
そこで・・・。
3学期に使用した「学年の総仕上げ」の問題集を有効に活用することにしました。
学校で使うときには、ノートを利用し、そこに答えを書き、直接問題集には書き込みませんでした。
これを、何回か繰り返し、春休みに入るときに、
「強制じゃあないけど、これに書き込んで『完了』っていうのは、どう?」
とだけ言って、あとは彼らの気持ちにまかせたんですね。
あ、それでですね、この前、チェック点検の必要なものについてはお伝えしましたが、子どもたちはあまり自分から言わないことで、お家の方が確認した方がいいことがあります。
それは、運動着や上履きです。
お家には洗濯に持ち帰るのですが、着用してる姿はじっくりと見ていないことが多いんですね。お家の方は。
小学校の子どもたちの成長はかなりスピーディーなので、ちょっと油断しているとすぐに小さくなってしまいます。上履きもです。
膝をついて、摩擦熱で穴でもあかない限り、運動着ってかなり丈夫なので、ついそのまま着せてしまうのですが、一度着たところを見てみて下さい。
前にお伝えしたことと重複する部分もありますが、今回は、見落としがちなところについて確認しますね。
前年度使っていた教科書等のうち、図工、家庭、保健などは、2年間連続で使用する学年がありますので、学年によっては片付けてしまわないように注意しましょうね。
教科書ですが、前年度(~2年前)のものは、いつでも見られるようにしておくことをおすすめします。
例えば算数など、「1haは何a?」といった知識が必要な問題が出ることもあり、「あれは、ええと、前にやったんだけど・・・。」というときに、さっと取り出して確認できることが大事なわけです。
子どもは言わないけれど、なくしがちで絶対必要な算数攻略アイテム、コンパス、三角定規、分度器、15~20センチぐらいの線引き。
コンパスは円を描く道具という認識が強いので、そのときだけあれば間に合いそうな気がしますが、「線の長さを写し取る」時にも使えるもの。
必要ならすぐに使えるようにお道具箱に入っているほうがいいんですね。
早めに確認をすませ、足りないものがあったら、この土・日に。
参 考