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<「江戸しぐさ」>

「江戸時代」。私の趣味の一つがこれなんですね。

 

この時代についての話を読んだり見たりetc.etc.

 

フィクション、ノンフィクション取り混ぜて。
「先生が教える小学校と勉強」の風路でございます。
社会科での勉強は、まだ飛鳥・奈良時代あたりですから、ここにたどりつくまでは、もう少し時間がかかりますが。
ところで、「江戸しぐさ」って言葉、聞いたことがありませんか?

 

研究している団体があったり、「ほんとうにあったの?」とその信憑性について云々する方がいたり、「ほんとうだったら、道徳!」と、授業に取り上げられたり。

 

「なにそれ?」という方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明しますと、江戸っ子のマナー集とでも申しましょうか。

 

 江戸の町民の住む土地は、かなり狭かったようで、お互いが気持ちよく暮らすために、様々なルールがあったようです。

 

それは、他者を思いやるマナー

 

 その心得を体現したのが、「江戸しぐさ」ということになりましょうか。

 

 

そのいくつかをご紹介しましょう。

 

「喧嘩しぐさ」

江戸っ子は、喧嘩っぱやいと言われますが、やみくもに相手を痛めつけるわけではなく、暗黙のルールがありました。

 

いきなり殴りかからない。首から上を攻撃しない。などが、そのルール。

「お心肥やし」

 

「心を豊かにしなさい。」と、諭す言葉。

 

物欲や食欲で体を太らせるのではなく、他人の気持ちを大切に、心を立派にしなさいという意味。

 

江戸っ子が人情部会と言われるのは、子どもの頃から、こういうことを教えられているからでしょうか。

「死んだら御免」

約束事や取り決めごとは、死んでしまったら果たせない。

 

死なない限り約束は守る。ということ。

 

江戸っ子の、はっきりとした気質が感じられます。

「あい澄みません。」

 

文字が間違ったわけではありませんよ。

 

「澄みません。」とは、自分の心が澄んでいない。ということ。

 

他人に迷惑をかけてしまたとき、

 

「申し訳ない気持ちで一杯になり、心がくすんでいるよ。」

 

という意味合いを込めて言います。

「傘かしげ」

 

雨の日に、狭い路地ですれ違うときに、お互いに反対方向に傘を傾けて、すれ違うしぐさ。

 

人が未収支手暮らしていた町人地では、よく見られたしぐさ。

「肩引き」

 

幅の狭い道で、向こうから人が来たとき、お互いの胸と胸を併せるようにし、体を斜めにして通りました。

「忙しい」

 

江戸っ子にとって、「忙しい」は、禁句。

 

なぜかと言えば、「忙しい」は、「心を亡くす」と書くから。

 

心を亡くしたら、人間は人ではなくなってしまいます。

もっともっと、数多くの「江戸しぐさ」がありますが、「なるほど、そうだよね!」というようなものばかりですね。

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