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<陸上競技のトラックが、左回りの理由>

先週の土曜日に運動会が終わり、落ち着いて勉強に取り組みたいところですが、今度は、市の陸上競技会が控えているため、そちらの練習に入ります。

 

子どもたちも多忙です。

「先生が教える小学校と勉強」の風路でございます。

陸上競技会の種目には、80メートルハードル、100メートル走といった直線コースを走り抜けるものもあれば、1000メートル、800メートルの持久走やリレーのようにトラックを回る走りの競技もあります。

 

もちろん、走り高跳び、走り幅跳びやボール投げも。
それぞれの子どもたちの得手不得手を考慮して、それぞれの競技にエントリーします。

 

ところで、陸上競技のトラックは、なぜ左回りなのか?

 

オリンピックでも、小学校の運動会でも、使われるトラックは左回りと決まっていますね。

 

これは、1912年、国際陸上競技連盟が設立されたときに、正式に決定されたからなのですが、トラックが左回りに統一された理由については、さまざまな説があるようです。

その一つは、人間の心臓と関連する説。

 

人間の心臓は左側にあるため、その心臓を守るためには、コーナーでは左側に傾いた方がいいというのです。

 

次に、人間は右利きの人が多く、コーナーでは、右手が外側にあった方がバランスが取りやすい。という説があります。

 

さらに、左回りの方が、観客が見やすいから、という説。

 

英文のような横書きの文章が、左から右に読まれるように、何かを見る場合、視線は左から右に移動するのが自然であると考えられているようです。

 

そのためトラックも、左回りになったという説。

私たちも、子どもの頃から左回りで走ってきましたよね。

 

右回りで走ったら、かなり違和感があると思いませんか?
 運動会関連のお話は、こんなのもありますよ。

 

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 <ザ・ムカデ