いよいよ春休みに突入致しました。
まだスタートしたばかりで、始業式はずーっと先!
なんて感じていませんか?
「先生が教える小学校と勉強:小学生子育てプロママ養成講座」の風路でございます。
春休みの終了まではあっという間ですから、持ち帰ったものの整理をしたり補充点検をしたり、先にやっておきましょうね。
補充点検のポイントについては、これまで何度か紹介しておりますので、参考にされるとよいかと思います。
学年も変わるので、夏休みや冬休みのような宿題はほとんどないかと思います。
ただ、「忘れないように、やっておくといいですよ。」といったレベルで先生がプリントをくれたり、復習するためのドリルを指示しておいたり、ということはありますよ。
今度6年生になるお子さんは、しっかりと復習しておいた方がいいですね。
と言いますのは、新学期になるとすぐに、小学校・中学校の最高学年が対象となる「全国学力テスト」が行われるからです。
内容的には、
・算数(数学)と国語と理科(2012年から)の3科目で、それぞれ知識力を問う問題(A)と知 識活用力を問う問題(B)の2種類に分かれている。
・学力を問う問題だけでなく、児童・生徒の学習・生活環境のアンケート調査も行う。
といったものです。
(A)のほうは、しっかりと教科書をやっておけばわかる問題がほとんどです。
5年生の教科書だけでなく、4年生や3年生の時にやったことも入ります。
もともと算数は積み重ねの教科ですから、5年生の内容がわかると言うことは、それ以前の学年での学習がわかっていると言うことではありますが・・・。
1~4年生までのお子さんも、復習は大事です。
人間は、十分定着していると思ったことですら、どんどん忘れていく生き物ですから、適当な時期の復習は、とっても大切。
でも、ドリルも書き込んでしまったし、具体的にはどうやったらいいかなあ?
計算ドリルや漢字ドリルだったら、方眼マス目のノートや漢字練習帳を用意して、まとめの部分や確認テストの部分などの問題を写してやってみる。
算数の教科書の後ろの方に、「○年の復習」とか「補充問題」などというページがあるので、そこの問題を繰り返し解いてみる。
というのも、1つの方法ですね。
もしかしたら、「次の学年ではどんな勉強をするのかなあ。」なんて、わくわくしている子もいるかもしれませんよね。
兄姉がいたら、見せてもらうこともできますね。教科書を。
教科書は4月の始業式にもらいますから、まだ手元にないんですよね。
そのような時には、いつもお伝えしている「少し大きめの本屋さん」へゴー!
この時期の書店は、とっても活気があって、賑わっています。
学習参考書のコーナーをちょっとのぞいてみましょうか。
「へーっ、こんなことを勉強するのか。」
「おっ、『卑弥呼』だって。学習歴史漫画も見てみようかな。」
「わーっ、『円の面積』。円周と円周率のところ復習しておかなきゃ。」
お子さんが興味を示し、ママ・パパも(あっ、いいかも!)って、感じる本があったら奮発しましょうか。覚悟を決めて。
ほんとに、春は、なにかとお金のかかる時期。
特に、上の学校に進学するお子さんがいるご家庭はなおさらですよね。
4月から消費税も上がるし・・・。
3月中に、必要な本や文房具はゲットしておきましょうか。
今度の土・日あたりが最後のチャンスでしょうか。子どもは春休みでも、ママ・パパは働いていますものね。
参 考